おねしょ(夜尿症)とは、5〜6歳を過ぎても、夜眠っている間におしっこをたれる状態をいいます。
とくに学童期に入っても改善しない場合には、治療の対象になります。なお、幼児のおねしょ(夜尿)は治療の必要がありません。
- 多尿型
- 夜間の抗利尿ホルモン分泌が足りず、薄い尿が膀胱の大きさ以上に産生される
- 膀胱型
- 膀胱の機能が未熟なために尿を十分に貯めることが出来ない
- 混合型
- 上記2つを併せ持っている場合
夜尿が自然に治る平均年齢は7~8歳ですが、この頃まで症状が続く場合は治療を開始します(ただし、子供の発達には個人差があります)。
治療は生活指導と薬物療法を組み合わせて行います。
お子さんが夜尿症で悩んでいましたら、専門医にご相談下さい。