【こんな症状で悩んでいませんか?】むくみ

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むくみとは

むくみとは、“浮腫”とも言われます。
むくみは血管の外の塩分と水分の量が過剰になった状態のことをいいます。
通常、たくさんの塩分を摂ると喉が渇いてたくさんの水分を飲むようにできています。
健康な方は、この摂取した塩分と水分が腎臓から尿としてすべて排泄されます。
しかし、心臓・肝臓・腎臓の機能が落ちている方(心不全、肝硬変、腎不全)やネフローゼの方は、この塩分と水分の排泄がうまくいかず、体の中に貯まってしまうため、血管の外に漏れ出てきてしまい、“浮腫(むくみ)”の状態となります。

むくみから考えられる病気

さまざまな病気がありますが、代表的なものについて紹介します。
腎臓は摂取した塩分と水分を尿へ出してくれる大事な臓器であり、腎臓が障害されると、浮腫(むくみ)が出やすい状態になります。
腎臓病によるむくみには2つのタイプがあります。

1.腎不全による浮腫
2.ネフローゼ(大量のタンパク尿)による浮腫
ネフローゼとは、たくさんのタンパクが尿にもれでて、血液中のタンパク濃度が低くなる腎臓病であり、強いむくみが生じます。

むくみのある方は、腎臓が大丈夫かチェックしておくと安心ですので、腎臓内科を受診することをお勧めします。
心臓病や肝臓病の方で、むくみがある場合は、主治医の先生とよくご相談されることをお勧めします。
また下肢に限局したむくみの場合には、下肢を挙上すれば改善する良性のむくみの他、下肢の静脈血栓症や骨盤内腫瘍などの病気によるむくみもありますので、状況に応じた診断・治療が必要になることがあります。